
1902年の秋、ルーズベルト大統領は趣味である熊狩りに出掛けたが、獲物をしとめることができなかった。そこで同行していたハンターが年老いた雌熊(一説には傷を負った子熊)のアメリカグマを追いつめて最後の一発を大統領に頼んだが、ルーズベルト大統領は、「瀕死の熊を撃つのはスポーツマン精神に悖る」として撃たなかった。
このことが同行していた新聞記者によって新聞に掲載され、このエピソードに因んで翌年、バーモント州のおもちゃメーカーが、熊のぬいぐるみにルーズベルト大統領の通称である「テディ」と名付けて発売した。
その頃、ドイツのシュタイフ社の熊の縫いぐるみが大量にアメリカに輸入され、この名前が広まった。今現在もバーモント州のおもちゃメーカーはテディベアカンパニーとして一体一体手作りのテディベアを販売している。販売されているぬいぐるみは永久保証制をとっており、万一破損した場合などは無料で直してくれる。世界中にテディベアと名の付いた熊のぬいぐるみが売られているが、このバーモント州のメーカーのぬいぐるみが元祖ということ。


